ミネソタ州 (Minnesota MN)
は米国中西部の北、カナダ国境に接する州。州の東にはスペリオル湖があり、州の南北をミシシッピ川が流れている。東側はウィスコンシン州に、西側はノースダコタ州とサウスダコタ州に、南側はアイオワ州に接している。
州都はセントポール市。ミシシッピ川を挟んだ隣の都市であるミネアポリス市と合わせて「ツインシティーズ」と呼ばれている。
ミネソタの名前はダコタ族(アメリカ・インディアン)の「空の色に染まった水」を意味する言葉から取られている。
地理
ミネソタ州の総面積は79,610平方マイル
(アメリカ合衆国の2.25%)
である。この州は湖で有名で、数字は出典によって異なるが、15,000以上の湖があるとされる。このためミネソタ州で発行されている自動車ナンバープレートの愛称に「10,000Lakes」が刻まれている。 |
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この州の大部分は繰り返された氷河期 (一番最近のものはWisconsin
Glacier)
の間に徐々に浸食が進み、平坦となった。しかしながら、この州の最南東部は氷河で覆われず、Pepin
湖があるw:Driftless
Zoneの一部となりミシシッピ川の厳しい高い絶壁が築かれた。それに加えて、w:Iron
Range及び他の低い山はこの州の北東部内で形成された。スペリオル湖のミネソタ州側はこの州内で最大の水域となっている。
ミネソタ州はw:Boundary Waters Canoe Area
Wilderness (BWCAW)
、同じく多数の州立及び郡立公園、最も著名なイタスカ州立公園 (w:Itasca
State Park)、ミシシッピー川の公式水源地
(約15歩と歩いて渡る事ができる)
のために、多くの公園地域の本拠地となっている。
州の平均標高は365m。全体として平たい地形をしている。最も標高の高い場所はイーグル山の701mで、最も低い場所はスペリオル湖の183mである。
ハワイ州とアラスカ州を除いた隣接48州のなかで、最北端に位置する州。寒いことで有名で、「アメリカの冷蔵庫」の異名がある。冬場には、自動車のタイヤが凍る「スクエアタイヤ」や、自動車の排気ガスが路面に吹き付けられて凍る「ブラックアイス」などの現象が起きることがある。
大陸性気候の影響で、気温の日較差と年較差が大きい。州内最大の都市ミネアポリスや州都セントポールでも、冬は-20°Cを下回る日があり、夏には30°Cを越える温度の高い日がある。州北端、カナダ国境の町インターナショナルフォールズは年平均気温が約3°Cで、アラスカ州の都市・町村とロッキー山中の町村以外では最も寒い都市として知られている。州全体の平均気温としては、最も寒い1月が-11.5°C。最も暑い6月が22.8°C。南部と北部では5度から10度くらいの気温差があるので北部では平均気温よりも5度以上寒い(夏では暑い)と考えられる。
3月から6月頃は竜巻が発生するシーズンで時には避難命令が出されることも。また、州の東端を流れるミシシッピ川とその支流は、春に雪解け水や川一面を覆っていた氷が溶け出すことによる増水でしばし氾濫することがある。この雪解け水で一番被害を受けるのがミネソタ州の南にあるアイオワ州など。
州全体の平均年間降水量は72cm。平均年間降雪量は126cm。
インディアン居留地「レッドレーク」(自治権保障)がある。
人口動勢
2005年現在、ミネソタ州は前年より、36,253人、または0.7%増加し2000年より、213,307人、または4.3%増加した、人口
5,132,799人と見込まれている。これは161,252人
(出生358,012人、死亡196,760人)
と前回の国勢調査からの自然増並びに州内への移住者54,032人の増加が含まれる。アメリカ合衆国外からの移住は70,800人増加する事となり、合衆国内部の移住者は16,768人増加する事になる。
2004年現在、ミネソタ州民の6.1%は外国生まれで
(合衆国の11.1%と比較する) ある。
州の人口の多くはw:Twin Cities 大都市圏内に集中している。
人種及び祖先
この州の人種的な構成は:
- 88.2% 白人
- 3.5% 黒人
- 2.9% ヒスパニック
- 2.9% アジア
- 1.1% 先住民
- 1.4% 混血
ミネソタ州はドイツ系、北欧系の人々が多いことで知られる。2002年の国勢調査によるとミネソタ州の人口の36.7%がドイツ系であり、その他はノルウェー系
17.2%、アイルランド系11.2%、イングランド系6.3%などとなっている。
また比較的新しい移民コミュニティーとしては、セントポールにある世界で2番目に大きなミャオ族の街が挙げられ、ミネソタ州はアメリカ合衆国で3番目にミャオ族(ラオス/タイ/ベトナムから)の人口が多い州である。また、ソマリア難民の大きなコミュニティも形成されている。
宗教
ミネソタ州民の多く (10人中6人近く) はプロテスタント (多くが主流派)
である。一方、中規模のローマ・カトリック・コミュニティもある(州人口の約4分の1)。この州で最大のプロテスタント宗派はルーテル教会である。
また、近年の移民によって新たな宗教がもたらされ、主としてミネアポリス、セントポールなどにイスラム教のモスク、仏教寺院、及びヒンドゥー教寺院も建設されている。
しかし、キリスト教以外の宗教の信者の数は少ない。。
ミネソタ州の宗教構成:
- キリスト教 – 84%
- プロテスタント – 58%
- ルーテル教会 – 26%
- バプテスト – 5%
- メソジスト – 4%
- 長老派教会 – 3%
- 他のプロテスタント – 20%
- ローマ・カトリック – 25%
- 他のキリスト教 – 1%
- 他の宗教 – 1%
- 無宗教/不可知論者 – 15%
経済
w:Bureau of Economic Analysis)
は2003年のミネソタ州の総州生産高が2110億ドルになると見込んでいる。2003年の一人当たりの収入はアメリカ合衆国内で10番目になる、
34,031米ドルであった。1999年の平均的な世帯ごとの収入はアメリカ合衆国内で8番目に記載された、おおよそ48,000米ドルであった(アメリカ合衆国統計局)。郡の平均は17,369米ドル(トッド郡)から42,313米ドル(大都市圏の一部、Hennepin
County)までにわたっている。一般的に、収入は多くの都市部で、この州の北西部内で特に最も低くなっている。
主要産業/製品
セントポール市とミネアポリス市はカーギル社、3M Co.
(元ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング社)、ノースウエスト航空、ターゲット
(w:Target Corporation)、w:U.S.
Bancorp、w:Thrivent Financial for
Lutherans、メドトロニック (w:Medtronic)、エコラボ(w:Ecolab)、ベストバイ
(w:Best Buy)、クレイ、w:Imation、国際的なw:Dairy
Queen、Regis Corporation、w:General Mills
及びWells Fargo &
Co.の地域本部、キャタピラー社並びにハネウェルを含む、多様な主要なビジネスの本拠地となっている。ロチェスター市はメイヨクリニック
(w:Mayo Clinic)
の本部があり、IBMの重要な製造工場がある。アメリカ合衆国内で最大のショッピングモール、モール・オブ・アメリカ
(w:Mall of America)
はブルーミントンに位置している。ミネソタ州マーシャルを本拠地としている、w:Schwan
Food
Companyはアメリカ合衆国内の冷凍食品会社ブランドとして、最大な1つでありミネソタ州内で2番目に最大な同族企業である。
この州はミシシッピー川ぞいに製品を運び、ダルースの内陸港湾の出入り、この州を十文字に走っている鉄道、w:semi-trailer及びバス会社を携え州間高速道路経由、及び主要な航空会社のハブ空港で航空を通じて、交通機関の地域内での主要な影響力を持っている。しかし、水運及び鉄道幹線交通は年ごとに絶え間なく衰退してきている。
この州の経済の大きな割合は今も農業であるが、人口 (2%強)
の小さな比率で農場主がいると見られている。加えて、ミネソタ州北部は鉄鉱石及び木材製品を出荷しているが、それらは両方とも衰退産業となっている。
規模では劣るものの、隣のミシガン州と同じくメイプルシロップが生産される。
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